人事考課(評価)制度

社員の働きを公平かつ公正に評価する為に

人事考課とは、簡単に言うと学校の通知表の様なものです。仕事への取り組みや結果を評価するのですが、エーワンでの人事考課の意義は下記の5つが挙げられます。
  1. 経営計画の実現と組織の活性化を図ること
  2. 人材育成、社員の能力開発を計画的に行うこと
  3. 管理者の部下指導能力の向上を図ること
  4. 昇給、昇格、賞与等の決定を公正に行うこと
人が人を100%正しく評価することは不可能です。エーワンでもどうすれば社員が納得する評価制度にすることができるのか試行錯誤してきました。

そして最終的にたどり着いたことは、部下を先入観やイメージで評価するのではなく、事実に基づいて評価するという事です。当たり前の事ですが、事実に基づいて評価するためには日々しっかりと部下の働きぶりを観察しなければなりません。つまり部下が納得できる公平かつ公正な評価をするためには、手間ひまかけることがどうしても必要なのです。

そこで、エーワンでは全社員分の「観察カルテ」を用意し、上司はそこに日々、部下の仕事ぶりの「良し」「悪し」を記録として残していきます。

そして人事考課の実施月(3月、9月)には、「観察カルテ」に記録された事実に基づいて部下の評価をします。
人事考課後には本人へのフィードバック面談も実施され、なぜそのような評価になったのかを上司が「観察カルテ」に基づいて説明する事により、部下の納得性も一段と上がり、反省から改善へとつながっていくのです。

人事考課の精度をより高めるために

「観察カルテ」を用いて部下の「良し」「悪し」を記録として残していくのですが、ではこの「良し」「悪し」はどの様な事実を拾って、それをどの様に評価するのかという問題が生じます。

上司の個人的枠組みや価値観に委ねてしまうと客観性や信頼性が得られず、また公正・納得のいく評価とはなりません。従って、エーワンという組織の枠組みや価値観をベースとした評価基準を設定し、それを考課者(上司)と被考課者(部下)が共有した上で評価しています。

 × 人事考課は、評価する人の枠組みや価値観で評価する
 ○ 人事考課は、組織の枠組みや価値観で評価する

この様な理由からエーワンでは考課者(上司)を対象とした「考課者研修」を実施しています。
まず人事考課制度の基本を学んだ後、とある会社の業務風景をドラマ化したビデオ教材を使用して、そのドラマの主人公の上司になったつもりで実際に考課を経験してみます。

そして、なぜそのような考課をしたのか、参加者全員で意見を出し合い検討し、正しい評価の方法を身に付けていきます。
この様なトレーニングを重ねていく事で、考課者はエーワンの枠組みや価値観を理解し、それを共有することができ、結果として誰が評価しても変わらない公平公正な人事考課制度が維持できるのです。

店長は1年間で4回の評価

社員の人事考課は年2回(3月・9月)行われますが、店長だけは特別で年4回(1月・4月・7月・10月)の人事考課があります。平成23年の第二創業期の取り組みの一つとして、地区を統括するエリア長制度を廃止し、その分店長に大きな権限と責任をを委譲しました。それに伴い店長の評価制度も大きく変えて、より具体的で細やかな評価制度を導入し、その結果に報奨金(店長賞与)を連動させたのです。

評価の仕方は他の社員と同じく、本部による観察カルテでの評価と3ヶ月毎の営業数値から評価されます。
店長は店舗経営を任されることにより責任ある立場になった反面、「営業数値」や「管理能力」などの実績をしっかり評価されます。そして3ヶ月毎に行われる店長会議の席上、社長より評価の発表と報奨金の支給が行われます。